藤間蘭翔 札幌稽古場

藤間蘭翔・札幌稽古場では、今日まで継承されている「歌舞伎舞踊」および古典演目*1を中心とする稽古をおこなっております。

札幌は私の生まれ育った地です。現在は東京を拠点に活動しながら、月1回帰郷のうえ1週間ほど稽古場を開いています。舞踊家を志す方から初めて古典に触れる方まで、また、年齢・性別は問いません。古典にご興味があり学びたいという方にむけて、お一人お一人に合わせて、指導をおこないます。

<稽古の方針>
・「型」や従来の振付を尊重する。
・演目の歴史的背景を大切にする。
・古典の教授・継承を第一とする。不透明な料金請求は致しません。

<稽古場所在地>
札幌市中央区山鼻(駐車場あり)

*稽古料・スケジュール等については、info@grape-fruit.orgまで、お問い合わせください。
なお、入門ご希望の方には、事前に一度、稽古を体験していただきます。

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*1 「歌舞伎舞踊」は、江戸期から継承される古典で、1955年に重要無形文化財に指定された。衣裳かつらをつけたものから、古典由来ながらも特定の役の衣裳をつけない「素踊り」という上演形式もみられる。
広く知られる「日本舞踊」という用語は、その歌舞伎舞踊に加えて、大正・昭和以降の比較的新しい演目を含めた日本の舞踊の総称として使用されることもあれば、「歌舞伎舞踊」から独立した用語として使用されることも多い(2023年には、重要無形文化財に「日本舞踊」が指定されている)。

「積恋雪関扉」, 札幌市民ホール, 2019

藤間蘭翔 舞踊家・振付師。藤間流勘右衛門派師範。江戸期の古典・歌舞伎舞踊、特に女形を得意演目とする。藤間流家元・二世藤間勘右衛門の一番弟子であった藤間勘八(嘉舞八・歌舞八)、藤間藤子(人間国宝・重要無形文化財「歌舞伎舞踊」保持者)・藤間蘭景・藤間蘭黄と江戸時代から続く「代地」の一門。蘭翔は4歳から古典舞踊をはじめ、藤田洋(新国立劇場・初代演劇芸術監督、歌舞伎・演劇評論家)の手引きにより、9歳で藤間藤子が当主をつとめる代地に入門した。以後、蘭景に師事する。2002年に名取となり、「藤間蘭翔」の名を蘭景より許されたのち、2009年に師範資格を取得、今日まで代地一門に属する。近年は、現代における女形のあり方を自身の体験や記憶を通して考察する「現代女形考」()を主宰。浮世絵のアーカイヴなど舞踊に関する歴史資料の収集・保全にもつとめる()。
東京藝術大学音楽学部邦楽科卒業。主な受賞歴に「舞踊批評家協会新人賞」(2019)